セラミック・ジルコニア

むし歯により歯を削った後、その大きさに合わせて詰め物や被せ物を入れます。詰め物や被せ物にはさまざまな種類があり、保険の効く金属できたものや保険の効かないセラミックでできたものなどがあります。

銀歯などの金属は治療費を抑えられるのが嬉しい点ですが、見た目が目立ったり金属アレルギーを発症する可能性があったりとデメリットも多くあります。それに対してセラミックは治療費がかかるものの見た目が良く、種類を選べば金属アレルギーの心配はありません。また耐久性が高く長持ちしやすいです。セラミックの表面はツルツルしており、歯垢が付きにくくむし歯が再発しにくいという特長もあります。

なおセラミックには以下のような種類があります。

● オールセラミック
● ハイブリッドセラミック
● ジルコニアセラミック
● メタルボンド

オールセラミックはその名の通り100%セラミックでできた素材です。見た目が良く耐久性も高いという特徴を持っていますが、その分費用がかかります。費用がかかっても見た目と耐久性にこだわりたいという方におすすめの素材です。

ハイブリッドセラミックはセラミックとレジン(プラスチック)を混ぜ合わせた素材で、レジンが混ざっていることで費用を抑えることができます。ただオールセラミックに比べると見た目が劣り、比較的変色も起こりやすいです。見た目はそこまでこだわらないので費用を抑えたいという方におすすめの素材です。

ジルコニアセラミックは、「人工ダイヤモンド」と呼ばれるジルコニアを使用した素材です。その呼び名からもわかる通り、ジルコニアは特に耐久性の高いのが特徴です。金属にも匹敵するほど強度に優れている上、見た目も良いです。ただその分費用がかかるため、奥歯など強い力のかかる部位をセラミックにしたい方におすすめです。

メタルボンドは金属とセラミックを組み合わせた素材です。強度に優れているため、ジルコニアセラミックと同様奥歯など強い力のかかる部位におすすめです。なお金属アレルギーの方には使用できず、長期間使用することで金属アレルギーを発症する可能性もあります。

セラミックなどの材料は保険が効かないため、悩まれる方も多いでしょう。
当院には専任の歯科技工士がおります。患者様が安心して使っていただけるよう、時間をかけて1つ1つ丁寧に作り上げています。銀歯を入れているけどセラミックにするか悩んでいる、どのセラミックが良いのか知りたいなどといった方はお気軽にご相談ください。

TEL : 042-757-1876

14:30 – 18:00(木・土)診療時間は 上記の通りになります。

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