内田歯科医院 院長 内田祐輔です。
今回は被せ物について特に有名なセラミックと最近出てきた新素材ジルコニアについてお話しさせていただきます!
セラミックとジルコニア①2つの違い
銀歯と違ってセラミックやジルコニアで作る詰め物・被せ物は、白くて見た目が良いです。ジルコニアとセラミックはよく似たものとして取り上げられますが、まずはそれぞれの違いを解説します。
<セラミックについて>
見た目が良い
衝撃に弱い
セラミックのみを使った「オールセラミック」の特徴を一言で表すと、「見た目は良いが衝撃に弱い」。オールセラミックは天然歯と似たような色合いや透明感、ツヤがあるため前歯に使用されることが多いです。ただ衝撃に弱いオールセラミックは、食事の時に強い力がかかる奥歯には向いていません。
<ジルコニアについて>
衝撃に強い
単体では透明感が少ない
「ジルコニアセラミック」は、外側にセラミック、内側にジルコニアを使用したものです。セラミックによる透明感や見た目の良さを確保しつつ、ジルコニアによる衝撃への強さも併せ持ったものです。なお外側も内側もジルコニアというフルジルコニアもありますが、ジルコニア単体では透明感が少なく見た目が良くありません。
セラミックやジルコニアについて詳しくはこちらをご覧ください