内田歯科医院 こんにちは！！！！
内田歯科医院 院長 内田祐輔です☺️
相模原市陽光台の歯医者「内田歯科医院」では予防的観点から矯正歯科にも対応しております。その中で小児矯正にも力を入れており、今日は少し小児矯正について説明をさせていただきます！
■小児矯正とは
小児矯正（子どもの歯列矯正）は、成長期の子どもが持つ歯並びや咬み合わせの問題を矯正し、将来健康的な口腔環境に近づくための治療です。
矯正治療と言えば大人の治療を思い浮かべる方が多いですが、実は小児期からの矯正治療はかなり多くの利点があります。
このブログでは、小児矯正の重要性、治療開始のタイミング、治療の流れ、そして親が知っておくべきポイントについてご紹介します。
【小児矯正の重要性】
まず、小児矯正の最大の利点は、子どもの成長を利用して歯や顎の発育をコントロールすることができることです。
子どもはまだ骨が柔軟で、成長過程にあるため、歯が並ぶために必要な顎骨の成長を促すことが可能です。
これにより、綺麗に歯が並ぶパターンも、もちろんありますし、例え並ばなくても成人矯正の時に歯を抜いたり、骨にアプローチをする可能性をかなり低くすることができます。
早期に歯並びの問題に対応することで、将来の大がかりな矯正治療を避けることができるだけでなく、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクも軽減させる可能性が高くなります。
歯並びは見た目だけの問題ではなく、口腔の機能や全身の健康にも影響を及ぼすため、早期の対策が推奨されます。
■治療開始のタイミング
小児矯正を始める時期は、個々の子どもによって異なりますが、一般的には6歳から９歳の間が理想的なタイミングと言われています。
この時期は乳歯が抜け、永久歯が生え始める時期であり、顎の成長も活発に進行しているため、小児矯正治療に適しています。
具体的な開始時期については、歯科医の診断に基づきますが、以下のような兆候が見られた場合、小児矯正治療を検討することをお勧めします。
– 子供の歯が重なり合っている、歯と歯の隙間が狭い
– 下顎が上顎よりも前に出ている（反対咬合）
– 歯の噛み合わせが悪く、奥歯で噛んだときに前歯が接触しない
– 顎の発育が左右非対称である
これらの問題は、自然に改善する場合もありますが、成長とともに悪化することも多いため、早期に歯科医院で相談することが重要です。
■小児矯正の治療プロセス
小児矯正の治療プロセスは、主に以下の3つのステップに分かれます。
1. 診査診断と治療計画
治療を開始する前に、まずは診査診断を行います。
レントゲンや歯型を取り、歯や顎の状態を詳しく確認し、治療計画を立てます。この段階で、どのような装置を使用するか、治療期間はどれくらいかかるか、さらにはどのような結果を目指すのかを明確にします。
2. 矯正装置の装着
診断に基づき、子どもの成長に合わせた矯正装置を装着します。小児矯正でよく使用される装置としては、取り外し可能なマウスピースタイプの装置が多く使われます。成長し、生え変わるたびにそれに合わせて改変した装置を使って、歯並びや咬み合わせを成長に合わせて、ゆっくりと改善していきます。
3. ゴールとその先
小児矯正治療の終わりは、顎の骨を成長をさせ、歯が並ぶスペースを確保することが基本的なゴールであり、これを一期治療と言います。
そこから成長しきらなっかた部分や審美的により綺麗に、より機能的にと考え、二期治療として成人歯科矯正を行こうか
定期的なフォローアップを行い、成長に伴う歯列の変化を監視します。
■小児矯正にかかる費用と期間
小児矯正の費用や治療期間は、個々の子どもの状態によって大きく異なります。一般的に、治療期間は1年から3年程度で、費用は装置の種類や治療の複雑さによって異なります。親としては、治療費が気になるところですが、将来的な健康や大人になってからの大規模な治療を防ぐことを考えると、長期的にはコストパフォーマンスの高い投資といえるでしょう。
費用などのお問い合わせは当院に直接ご連絡ください。
■親が知っておくべきポイント
小児矯正を始める際に、親が気をつけるべきポイントもいくつかあります。
1. **お子さんの協力が必要**
矯正治療には、お子さん自身が装置をしっかりと装着し、口腔内の衛生状態を保つことが必要です。親御さんがサポートし、お子さんが自分の治療に積極的に取り組めるように励ますことが重要です。
2. **生活習慣の見直し**
指しゃぶりや舌を押し出す癖、口呼吸、お口ポカンなどは、歯並びに悪影響を及ぼすため、治療中にこれらの習慣を改善することが求められることがあります。歯科医と相談しながら、適切な指導を行いましょう。
3. **定期的な通院が必要**
矯正治療には定期的な調整が必要です。忙しい日々の中で通院スケジュールを守ることが求められますが、治療の成功には欠かせない要素です。
■小児矯正を考えるべきタイミングとは？
子どもの歯並びや咬み合わせに問題がある場合、早めの診断と対応が重要です。小児矯正は、ただ見た目を改善するだけでなく、健康的な口腔環境を作り、将来の歯科治療の負担を軽減するための重要なステップです。親として、子どもの将来の健康を考え、適切なタイミングで歯科医と相談することをお勧めします。
結論として、小児矯正は、子どもの成長を最大限に活用して、健康的な歯列と咬み合わせを整えるための効果的な方法です。早期に対応することで、より自然な形で治療が進み、将来的な歯の健康を守ることができます。
すこく長くなりましたが、今回は小児矯正のお話をさせていただきました☺️
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